八木綾子

所属:京都大学GCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究員(2012年度)

履歴:京都大学大学院文学研究科修了 インド古典学

主要業績:
・「AMg parissavaの意味について」(『インド思想史研究』第15号、2003.11:P79-97).
・「AMg apadinnaの意味について」(『ジャイナ教研究』第14号、2009.9:P37-87)
・「パーリ文献とジャイナ聖典の比較研究 ---AN II.IV.195, siddhi/diddha,  AMg apadinnaを中心に---」(博士論文、京都大学、2009.11)

・「Reconsideration of Anguttara-Nikaaya II.IV.195」(研究発表、第14回 国際サンスクリット学会、京都大学、2009.9)

現在の研究テーマとGCOEへの抱負:
文献研究としては、ジャイナ教の出家者の戒律をまとめた『ヴィヤバハーラ経』や、古層聖典の中の戒律に関連する記述を対象として、術語の意味について、パーリ仏典の用例と比較し、相違点に現われる両教の独自性を明確にすることを目指す。
現地調査としては、ジャイナ教白衣派の中でも、20世紀後半以降に現在の状況に応じた教団の制度改革に前向きな、テーラーパンタ派を対象として、出家者の実際の行動規則を継続的に観察し、文献資料の記述と比べて、どのような違いが、どういう理由で生じているかを検討する。

2成果公表

(2)口頭報告:
・「LadnunにおけるTerapantha派についての報告」(2011年度京都大学「京都エラスムス計画」に基づく成果、第27回ジャイナ教研究会、大谷大学、2012.9.29)

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