一宮真佐子

所属:京都大学GCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究員(2012年度)

履歴
京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻農学原論分野において、「行政およびポピュラーカルチャーにおける農業・農村イメージ」を研究。同博士後期課程単位取得満期退学(2008年3月)。農学修士(京都大学、1999年)。

主要業績
1 「ポピュラーカルチャーにおける農業・農村表象とその変化―現代マンガを対象として―」、『村落研究ジャーナル』Vol.29、13-24、日本村落研究学会、2008年10月25日
2 「一農村像としての“田園空間”概念に関する考察」、『2004年度日本農業経済学会論文集』、271-276、日本農業経済学会、2004年11月30日
3 「農業農村整備事業における「多様化」に関する考察―田園空間博物館事業を例として―」、『農学原論研究』第8号、48-69、京都大学農学研究科生物資源経済学専攻農学原論研究室、2002年3月31日
4 An Analysis of the Image of "Women in Japanese Rural Areas" in 'manga', Proceedings of the 1st Next-Generation Global Workshop, 626-640, 2009年3月23日

所属研究班:フィールド班

現在の研究テーマとGCOEへの抱負
社会に対して発信される農業・農村イメージについて研究しています。現在は農業・農村主題のマンガ作品の中での描写とその意味づけ(表象)の変化に着目しています。研究の目的は社会的に構築される「農村(性)」について明らかにすることにあります。
農業・農村マンガでは、男性向けでは男女とも主人公となる作品が存在しますが、女性向けではほとんどの作品で女性主人公となっています。GCOEでの研究では、そのような農業・農村の表象としての問題とマンガの生産システムの問題の2方向からのジェンダーバイアスについて重点的に扱っていきたいと思います。

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