黄蘊

所属:京都大学GCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究員(2012年度)

履歴:

2008年大阪大学博士(人間科学)、関西大学文化交渉学教育研究拠点PD研究員を経て、2012年4月より現職。

主要業績:

・単著『東南アジアの華人教団と扶鸞信仰――徳教の展開とネットワーク化』風響社、2011年。

・共編著『文化交渉による変容の諸相』第2輯、 関西大学文化交渉学教育研究拠点、2010年。

・「ベトナムのフエ・ミンフオン(明郷)における天后信仰の多面性と動態性」西村昌也編『周縁の文化交渉学――ベトナム・フエ研究最前線』遊文社、2012年。

Reconstructing religion: An anthropological study on the development of Dejiao Organization in Contemporary Malaysia, 関西大学文化交渉学教育研究拠点『東アジア文化交渉研究』第5号、2012年。

・「マレーシアにおける華人民間教派の現在――「内修」と「外修」の連続と変奏」『華僑華人研究』第7号、2010年。

・「マレーシアにおける上座仏教展開のマルチ・エスニック性とコミュニティの形成」関西大学文化交渉学教育研究拠点『文化交渉による変容の諸相』第2輯、2010年。

現在の研究テーマとGCOEへの抱負:

 ・現在の研究テーマ

(1) マレーシアにおける上座仏教の展開と仏教公共圏の形成について

(2) 東南アジアの華人慈善団体についての人類学的研究

 
  ・GCOEへの抱負

 今までは東南アジアの宗教人類学的研究を行ってきたが、「親密圏と公共圏」概念、その視点を取り入れての研究をも進め、研究視野の拡大をはかればと考えている。

 次世代研究連携総括型「東南アジアの地域社会における宗教・社会組織の諸相と親密圏・公共圏の現在――宗教・生存・連帯のパースペクティブから」という出版プロジェクトを関係者と一緒に進めているが、諸東南アジア地域研究者とともに東南アジアにおける親密圏と公共圏の再編成についての理論的分析、モデル化の作業を行うことをめざしている。

  
GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点における活動:

1 研究プロジェクト

 (1) 次世代研究連携総括型「東南アジアの地域社会における宗教・社会組織の諸相と親密圏・公共圏の現在――宗教・生存・連帯のパースペクティブから」研究代表者

2 成果公表(2008.12-)等(成果刊行物、口頭報告等のリスト)順次蓄積

 (1) 成果刊行物

 (2) 口頭報告

 

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