所属:京都大学GCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究員(2012年度)
履歴:
2001年~2002年 ボルドー第三大学 留学(ルノー財団奨学生)
2003年3月 名古屋大学大学院文学研究科 博士課程前期課程 修了
2008年3月 関西学院大学大学院社会学研究科 博士課程後期課程 単位取得満期退学
2008年11月~2011年3月 関西学院大学大学院社会学研究科 大学院GPプログラム プログラムコーディネーター
2012年3月 関西学院大学大学院社会学研究科 博士号取得(社会学)
2012年4月より現職
主要業績:
・「「参加」制度の変更と「かかわり」の連続性 -三重県相賀浦地区におけるトウヤ制度を例に-」、2011年、『日本民俗学』第267号:35-67
・The system of Conserving Resources in Japanese Lobster Fishing、『KGGP社会学批評』第3号、2010年、関西学院大学大学院社会学研究科大学院GPプログラム:76-80
・「浜を『モリ(守り)』する」、山泰幸・川田牧人・古川彰編『環境民俗学-新しいフィールド学へ』、2008年、昭和堂:88-99
・「浦方と竃方-伊勢志摩リアス式海岸部における「海村」-」、2005年、『地誌研究年報』14号:93-111
・「音楽との戯れ方-ギニア・コナクリにおける路上パフォーマンスと鼻歌を例に-」、嶋田義仁編『イスラーム圏アフリカ論集』Ⅴ、名古屋大学大学院文学研究科比較人文学研究室、印刷中
現在の研究テーマとGCOEへの抱負:
・現在の研究テーマ
日本の過疎・高齢化社会における地域資源の利用と管理のあり方
・GCOEへの抱負
これまで、地方社会における地域資源の管理のあり方をあきらかにすることを目的とした調査研究活動をおこなってきた。現在は、このテーマを継続しつつ、資源を人間がコントロール可能なものとして位置づける視点をいったん留保し、資源と人間との「交渉」場面を現代社会の変容と照合しながら考察することに着手しはじめている。特に、GCOE研究員としては、「地方社会における親密圏と公共圏の再構築-災害の文化化という観点から-」を主題とし、当該社会の親密圏と公共圏の現状と変容プロセスをあきらかにしたいと考えている。
GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点における活動:
1 研究プロジェクト
(1) 2012年度次世代研究出版プロジェクト「交差する「親密圏」・つなぎ合う「公共圏」としてのフィールド:調査者と協力者、異なるポジショナリティ間の交渉の場からの考察」
2 成果公表(2008.12-)等(成果刊行物、口頭報告等のリスト)順次蓄積
(1) 成果刊行物
(2) 口頭報告
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