中原久美子

所属:京都大学GCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」研究員(2012年度)

履歴
   京都大学大学院経済学研究科博士前期課程修了
   京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得 満期退学
   2012年 4月 京都大学経営管理大学院研究員(‐9月30日)
  
主要業績
   「日本の環境規制と企業の戦略的行動―ルームエアコンディショナ産業にみる新たな環境技術開発のメカニズム―」(京都大学大学院経済学研究科 修士論文、2003.1)
  「規格間競争なきデファクト標準化」(椙山泰生・中原久美子共著、「平成18年度標準化経済性研究会報告書」、経済産業省・標準化経済性研究会、2007.3)
  「技術評価の変化と技術の優位性の顕在化―ダイキン工業㈱のスイング圧縮機とうるるとさららの開発を例に」(京都大学経済学会モノグラフ:発行番号201108221、2011.8)
  「技術革新にとって規制とは―日本のエアコン産業の事例研究―」(発表、組織学会2004年度研究発表大会、2004.6.19、東京大学)
  「ロードレース的技術進化の構造―日本のエアコン産業を例に―」(発表、2007年度組織学会研究発表大会、2007.6.2、京都産業大学)
  「規格間競争なきデファクト標準化―家庭用エアコンにおける新冷媒の標準化プロセス―」(椙山泰生・中原久美子共同発表、研究・技術計画学会第22回年次学術大会、2007.10.27、亜細亜大学)
 
現在の研究テーマとGCOEへの抱負
   現在の研究テーマ
       「「規制,企業間競争と技術進化―日本のルームエアコン産業の事例研究―」
   GCOEへの抱負
当研究は,経営学をベースとして,法学(政策)分野,機械工学・電気工学といった工学分野を含む複合分野を対象とし,また歴史的な検証を必要とすることから研究が煩雑となっている。そのためか,少なくとも日本ではあまり研究が進んでいない分野であるように思う。その結果、これまで検証されてこなかった研究上の空白が存在するが、それを補完する意味でも当研究は意義のあるものであると考える。

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