ZHANG Yulin 張 玉林

所属: 南京大学 社会学院 教授

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経歴・自己紹介:
    1965年生まれ、山東大学文学部中国文学専攻卒業、『新華日報』記者を7年間務めてから、1992年に日本へ留学。2000年3月、京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、農学博士を取得。南京農業大学人文学院助教授を経て、2004年11月から現職。
研究分野: 農村社会、環境問題

主要著作・論文:
Books (著作)
1. 張玉林, 2001, 『転換期中国の国家と農民（1978～1998）』 東京: 農林統計協会。

Papers (論文)
1. 張玉林, 2006, 「中国農村の社会変動と環境被害」 『環境と公害』 第36巻第1号。
2. 張玉林, 2008, 「政経一体化開発構造と中国農村の環境衝突」 三好祥子訳、加々美光行編 『中国内外政治と相互依存』 東京: 日本評論社。
3．張玉林, 2008, 「離村時代の中国農村家族――民工潮がもたらした農村社会の解体」 首藤明和訳、首藤明和、落合恵美子ほか編 『分岐する現代中国家族――個人と家族の再編成』 東京: 明石書店。
4．Zhang, Yulin, 2009, China’s Environmental War and Famrs’ Environmental Rights: A Shanxi Case Study, in Errol P. Mendes and Sakunthala Srighonthan, eds. Confronting Discrimination and Inequality in China: Chinese and Canadian Perspectives, Ottawa: University of Ottawa Press. pp.149-184.

海外パートナー拠点の紹介:
    南京大学は、中国国家教育部直属の総合大学であり、社会学院は、社会学、人類学、心理学、人口学、そしてソーシャル・ワークという5つの学科で構成されている。定期出版物は『中国研究』と『社会理論論叢』の二種類がある。「国際化」が進むなかで、外国人教員4人（正式教員）が教鞭をとっており、諸外国からの留学生や研究者も多数受け入れられている。短期コースとしては夏期講座「中国研究」が2010年からスタートし、中国語と英語で開講されている。「健康な社会の創建」を学の理念としているが、「親密圏と公共圏の再編成」はその理念へと接近する重要な試みであろう。
Website address: http://sociology.nju.edu.cn

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