伊藤公雄

名前:   伊藤公雄
所属: 文学研究科教授
履歴
1951年埼玉県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。イタリア政府給費留学生としてミラノ大学政治学部留学後、京都大学文学部助手、神戸市外国語大学外国語学部助教授、大阪大学人間科学部助教授、教授などを経て、2005年より現職。専攻は文化社会学、ジェンダー論。主な社会活動として、日本スポーツ社会学会会長(2005年~2009年)、日本ジェンダー学会会長(2007年~)、関西社会学会会長(2007~)、内閣府男女共同参画会議専門調査会委員(2001~)、国連人口基金東京事務所アドバイザリー委員会委員(2002年~)などがある。

主要業績
『光の帝国/迷宮の革命——鏡の中のイタリア』(青弓社、1993年)
『<男らしさ>のゆくえ』(新曜社、1993年)
『男性学入門』(作品社、1996年)
Mirror of Modernity—Invented  Tradition of Modern Japan (共著、University of  California Press,1998 )
『「男らしさ」という神話』(NHK出版、2003年)
『「男女共同参画」が問いかけるものーー現代日本社会とジェンダー・ポリテイクス』(インパクト出版会、2003年)
Gender , Transgender and Sexualities in Japan (共著、Routledge,2005)
International Encyclopedia of Men & Masculinities, (編集委員、Routledge,2007)
『ジェンダーの社会学』(放送大学教育振興会、2008年)
『社会学ベーシックス』(共編、全10巻、別巻1、世界思想社、2008年〜2011年)

所属研究班
政策研究班

現在の研究テーマとGCOEへの抱負
  これまで進めてきた文化社会学研究やメデイア研究の成果の上に、現在、ヴィジュアル・イメージをめぐる社会学的研究を開始しつつある。ヴィジュアル・イメージの読解のみならず、調査研究における映像の利用法、教材や授業の媒介物としての映像活用の方法の開発、資料としてのヴィジュアル・イメージの保存・公開など、総合的な観点からヴィジュアル・イメージを考察したいと考えている。2009年12月に京都大学主催で開催される予定の「映像の学術的活用」をめぐる国際シンポジウムに、運営委員という立場から「ヴィジュアル・イメージと親密圏」というセッションを準備中である。また、このシンポジウムと連動して行なわれる学術映像のコンペテイション実行委員会委員長として、世界各国から送られてきた学術映像の審査にもかかわっている。

GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点における活動
1  サブリーダー(成果公表担当、事務局長)
2  研究プロジェクト
3  このGCOEに関連した成果公表(2008.7~)


著書および共編著
「京都大学における男女共同参画のあゆみ」京都大学女性研究者支援センター編『京都大学 男女共同参画への挑戦』明石書店、pp.18-28,
『増補新版 「男女共同参画」が問いかけるものーー現代日本社会とジェンダー・ポリティクス』インパクト出版会、p334.
『日本のフェミニズム全12巻』(天野正子他と共編)岩波書店、2009年~2011年
『日本・ドイツ・イタリア 超少子高齢社会からの脱却』(共編著)明石書店、2009年

学術講演
「人身取引の防止に向けてー需要の抑制と教育」国際シンポジウム 「人身取引問題の現在(いま)―世界、アジア、そして日本で」主催:独立行政法人国立女性教育会館、共催:京都大学GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」、東北大学GCOE「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」、国立女性教育会館、2008年12月20日

その他
「男ってやつは」第1回−第10回(2008年7月〜2009年3月)『朝日ファミリー』アサヒ・ファミリー・ニュース社。
 

|10,931 閲覧件数 印刷用画面

伊藤公雄 | 0 件のコメント | アカウント登録
コメントは投稿者の責任においてなされるものであり、サイト管理者は責任を負いません。

shownewstories

もっと見る

shownewstories_but

もっと見る