川野 英二

所属:  京都大学大学院文学研究科 GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」 特定助教

Website:  http://sites.google.com/site/ruecels/

学位: 博士(人間科学) 大阪大学
履歴
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程(社会学)修了後、大阪大学大学院人間科学研究科助手
 この間、フランスパリ市・トゥールーズ市の郊外でフィールドワークを実施。
 フランスではセルジュ・ポーガム率いるERISで国際比較研究プロジェクト(SIRS・大都市における健康と不平等、社会的断絶)に参加。
 ヨーロッパ諸国と日本の都市セグリゲーション指標の比較分析を行う。
 フランス在住時に調査地である郊外で暴動発生。パリで雇用制度改革に反対する学生デモに遭遇。
2008 京都大学大学院文学研究科 GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」 特定助教
 
主要業績
論文
(2008) 「フランス大都市郊外にたいする社会的処遇―フランスにおける現代的貧困の諸相 」
                                           『現代社会の構想と分析』  第6号【PDF】
(2008) 「フランス福祉国家の再編と都市政策―現代的貧困にかんする比較社会学的試み」
                                       『都市政策研究』  第2号
(2006) 「フランス郊外暴動と『若者』の叛乱」   『部落解放研究』  第171号 【PDF】
 
翻訳  
(2009 刊行予定) 
         セルジュ・ポーガム編 『社会的排除―パラダイムの構築』  昭和堂 (福原宏幸 監訳)
(2005) ウルリッヒ・ベック 『グローバル化の社会学』  国文社 (木前利秋・中村健吾 監訳)
 
現在の研究テーマとGCOEへの抱負
・専門分野: 社会政策・都市政策の比較社会学
・現在の研究テーマ: ヨーロッパとアジアの福祉レジームと都市貧困・排除の比較調査研究
  社会政策のあり方が地域社会や住民におよぼす影響、貧困や移民など不安定層にたいする社会的処遇のあり方を量的・質的に調査研究している。
・GCOEへの抱負:
 アジアやヨーロッパ諸国との国際比較調査をつうじて、グローバル化が進むなかでの親密圏と公共圏の再編成と「社会的なものthe social」の変容との関連を考えたい。
 
GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点における活動
(1) 委員会・役割分担等
  運営委員会・情報ネットワーク委員会・HP担当

 

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